導入事例詳細 Case Study
導入事例詳細 Case Study
2023/03/16
従業員規模:10名未満
設立年:2008年
キャリアコンサルティング事業を中心に、飲食事業、セミナー・イベントプロデュース事業、コンサルティング事業等を展開。営業職やITエンジニア職を中心に幅広い職種を紹介。
(取材ご協力:登坂 雅人様)
——クラウドエージェントを導入する前、人材紹介業においてどのようなお悩みがありましたか?
求人案件の開拓が全然できていなかったことが悩みでした。
弊社の場合、以前人材紹介業を始めようと思ったタイミングがあり、1社だけ開拓し職種も絞って紹介をしていたのですが、正社員の転職の相談も常にきており、その方々のサポートができないもどかしさがありました。ですから、いつかは全職種紹介できたら良いなと考えていました。しかし、業界・職種がたくさんある中で、同じ業界内でも複数社開拓する必要もありますし、逆に開拓できたとしても、人材を安定的に供給し続けられるかというとなかなか難しい。直接取引したとしても、すぐに価値を発揮できないというジレンマのようなものもあり、なかなか動けずにいました。
もう一つは工数の悩みです。求人企業さまとの契約や支払いなどのやり取りを1社1社個別に対応していくのは途方もないなと思っていました。人材紹介を行う中でも、求人票のフォーマットが企業さまによって異なったり、複数社とメールベースで進捗のやり取りをするのは管理がしづらいので大変だと考えていたところ、クラウドエージェントと出会いました。
——クラウドエージェントを導入したきっかけを教えてください。
まず、求人の数とラインナップですね。弊社はそれまで1種類の職種しか紹介していなかったので、常時9,000件以上の求人数があるというのはシンプルにありがたいなと思い、求人を見たところ、東京・大阪に求人が多いだけでなく全国に求人がありました。20〜30代のミドル層に向けての求人も多かったので、弊社の抱えている人材とマッチしており、クラウドエージェントであれば紹介できそうだなと考えたのが、導入するきっかけの一つですね。
もう一つのきっかけは料金プランです。クラウドエージェントを紹介してくれた企業さんからも情報はいただいていましたが、導入の段階から弊社に合わせて色々なご提案をいただきました。
弊社が契約したプランは人材紹介会社が頑張った分きちんと利益が出る良い仕組みで、クラウドエージェントへの紹介手数料がゼロのプランなので、自信のある人材紹介会社にはピッタリだと思います。キャンペーンも開催していたり、そういった仕組みでうまく後押ししていただいたところがありがたかったですね。
——クラウドエージェントを導入してみて、いかがでしたか。
まず、情報が多いという点です。求人票の情報の精度も高いですし、求人によってはクラウドエージェントの担当の方が独自に情報収集した追加情報もあるので、そちらも大いに活用させていただきました。
管理画面の操作性も良く、使い方も分かりやすかったので、人材紹介業未経験のメンバーでもキャッチアップしやすかったですね。人材紹介業という仕事はシンプルで、相手のニーズを聞き、ニーズに合った求人を検索し、紹介。応募意思をとったらスピーディに推薦、というフローが基本なのですが、各ステップにおいてスムーズに進められるようにシステムやサポートが設計されているからだと考えています。
求人企業さまとのメッセージのやり取りが管理画面上でスムーズにできるのも非常に良かったです。複数社とメールベースでやり取りをするのは大変ですが、クラウドエージェントでは企業ごとのやり取りが分かりやすい。
また、導入前はなんとなく”求人データベース”は求人企業さまからの反応が滞るのではないかという懸念があったのですが、クラウドエージェントを使ってみるとそのようなこともなく、問題なく電話などの対応をしてもらえました。弊社のような中小企業でも大手の求人企業さまと対等にやり取りができるのは、クラウドエージェントを介しているからこそだと考えています。
クラウドエージェントと契約すれば、求人企業さま1社1社と個別に契約などの対応をせずにすんだのも、工数を削減できたポイントだと考えています。
面接が決まった際、求人企業さまに聞くべき質問の例を掲載してくださっているのもありがたいです。例えば「次回選考の確認ポイントを教えてください」とか「これまで面接お見送りとなった理由を教えてください」とか、確かにこれは聞いた方が良いな、聞くべきものだなという質問が選べる。感覚的に求人企業さまに聞きづらいところもあるので、質問するハードルを下げてくれました。
——クラウドエージェントのサポート体制はいかがでしたか。
私自身は人材紹介業の経験者ではあったのですが、弊社には経験者ではないメンバーもいたので、導入時は研修動画の「CAカレッジ」を視聴したり、週1か隔週でミーティングを設定していただき、導入のサポートをしてくださったのが良かったです。人材紹介業未経験や経験の浅い方も、人材紹介業に参入する上でのサポートというのはありがたいですね。
導入後も、定期的な情報提供の他に、弊社の候補者層に合った未経験の求人や20代の営業職の求人をまとめてご提案してくださったので、それが求人選定にかなり役立ったと言っているメンバーもいました。
——人材紹介業未経験のメンバーの方は、どのくらいで自走できるようになったのでしょうか。
研修動画の「CAカレッジ」を活用しながら、3ヶ月ほどで自走していました。決定数もどんどん増えていき、現在もずっと右肩上がりなので、ありがたいことに引き続き見込みがある状態です。
決定事例も増えているので、決定できているメンバーに「どういう風に進めたのか」を聞いたり「ここが決まりやすい」というのも、お互い情報共有してオープンにしています。
——実績を出し続けられている理由を教えてください。
候補者さまとしっかり時間をかけて向き合っていますね。例えば、職務経歴書・履歴書作成をオンラインで2時間かけて1件ずつ一緒にやったり、面接対策の時間をしっかり取ったりします。
転職ってその人の人生が変わるじゃないですか。私たちはそこを変えていく責務を負うわけなので。だから2時間もかけるんです。人材紹介業はシンプルな仕組みである分、丁寧な対応を心がけることで、候補者さまも良い転職先が見つかるし、自分たちも稼げる。本当にWin-Winなビジネスなのだという前提を持てているかどうかだと思います。
——今後の展望を教えてください。
もちろん決定数を増やしていくということが大事ですが、弊社は働き方がとても自由で、元々IT業界のフリーランス支援などもやっていたこともあり、働き方の豊富さのようなところを随時提案していきたいというのがベースにあるんです。
未経験SEの方をITスクールで育て、正社員で転職をして、数年経ってから独立した方がフリーランスになっていく。そういったところをトータルでサポートしていきたいという思いがあり、それは現在形になり始めています。ゆくゆくは、全職種に幅広い働き方をトータルで提案できるようになりたいと考えています。
——最後に、クラウドエージェントの導入を検討されている方へメッセージをお願いします。
クラウドエージェントは人材紹介会社に対して、かなり参入障壁を低くしてくださっていると思います。人材紹介業未経験の方も、やる気さえあれば参入していけるような仕組みやサポート体制がクラウドエージェントにはしっかりあるので、人材紹介業を始める企業にとっては本当に良いサービスだと心から思っています。